平成30年度事業計画・予算書
平成30年度事業計画
（平成30年4月1日から平成31年3月31日まで）
大要、前年度の事業内容を踏襲し、事業の効率的推進を図る。各事業計画の詳細並びに収支（増減）予算書は以下のとおりである。
1 植物検疫に関する知識の啓発
(1) 全植検協通報の発行
引き続き3か月毎の発行に努める。
(2) 植物検疫くん蒸安全旬間事業の支援
検疫くん蒸安全旬間（11月1日～10日）の活動を支援するため、「植物検疫くん蒸安全旬間ポスター」を作成し、関係者に頒布する。
(3) 全植検協のホームページの運営
「植物検疫情報」欄を活用し、各種の検疫情報の発信に努める。
(4) 植物検疫に関する照会に対する応答及び指導
電話及びホームページの質問欄による照会について迅速で丁寧な回答に努める。
2 植物検疫に関する情報並びに資料の収集、整理及び提供
(1) 植物検疫に関する情報の収集及び提供
植物検疫に関する法令、規則、連絡文書、説明資料等の収集及び提供に努める。
(2) 輸入植物検疫業務量に関する整理及び配布
植物防疫所から提供される輸入植物検疫業務量に関する統計情報を整理し、関係会員等の利活用に資する。
(3) 検疫くん蒸剤に関する情報の収集及び提供
検疫くん蒸剤の再評価及び急性参照用量の設定に伴う農薬登録内容の変更に関する情報の収集と関係者への提供に努める。
3 植物検疫に関する官公署及び団体との連絡及び協調
植物防疫関係官庁及び団体等との連絡及び協調に努め、諸情報を交換する。
4 植物検疫に関する印刷物・図書の作成刊行
(1)「植物、輸入禁止品等輸入検査申請書」等の諸書式の印刷及び頒布
5 検疫業務の円滑な運営に資する委員会の開催
必要に応じて次の委員会を開催する。
① 業務企画委員会
当協会業務の効率化、合理化等の改善に関する事項等について検討を行う。
② 植物検疫くん蒸安全旬間ポスター図案選考委員会
植物検疫くん蒸安全旬間用ポスターの図案選考を行う。
③ 輸出貨物木製梱包材等輸出植物消毒証明事業検討委員会
輸出用木材こん包材の消毒証明事業の適切な運営について検討する。
④ 上記のほか、必要があれば課題に応じて専門委員会を構成し検討を行う。
6 植物検疫に関する研修会等の開催
(1) 植物検疫全国研修会
会員、関係者等を対象とした植物検疫研修会を開催する。
(2) 支部研修会の開催
地域植物検疫協会の職員等を対象として支部において研修会を開催する。また、支部の開催する研修会に他支部会員からの参加希望がある場合は参加できるよう調整する。
7 植物検疫に関する受検体制の整備
(1) 輸出盆栽に添付する標識の作成及び頒布
植物防疫所の指示にもとづき、ＥＵ向け盆栽に添付する標識を作製し、生産者へ頒布する。
(2) 輸出用木材こん包材消毒証明業務の円滑な実施
地域植物検疫協会と連携し斉一に推進する。
(3) 「輸出国先の規制に対応するためのサポート体制整備委託事業」の実施
植物検疫、農薬及び栽培管理等の専門家並びに相談窓口となる地域植物検疫協会と連携し農産物輸出産地等と支援することにより、農産物輸出をサポートする。
8 その他協会の目的を達成するために必要な事業
表彰規程にもとづく表彰事業を実施する。
